コールドメールマーケティングは、適切なメールアドレスへのアプローチができるかどうかで、その成果が大きく左右されます。
ここでは、メールアドレスの選択がなぜ重要なのか、そしてどのように選べばアポ獲得率を高められるのかについてご説明します。
目次
そもそもなぜメールアドレスを選ぶことが重要なのでしょうか?
Benri.aiでメールアドレスを取得した後、メールアドレスの精査というステップが必要な理由をお伝えします。
Benri.aiで取得できるメールアドレスは大きく「汎用的なメールアドレス」と「個人のメールアドレス」の2種類があります。
基本的には個人のメールアドレスに連絡した方が、汎用的なメールアドレスよりも高い反応率を得られると考えられます。特に、特定の役職や氏名を取得できた場合、自身に送信されたメールだと認識されるため関心を引きやすく、結果としてアポイントメントの確率が高まると考えています。
しかしながら、特に小規模企業の場合、info@などの汎用的なメールアドレスに送られたメールを、決裁者が目を通すことがあります。
実際の例ですが、担当者には同様の営業がたくさん来ており無視していたものの、info@に届いたメールを社長が見たことから、鶴の一声でアポに繋がったというケースもありました。
Benri.aiでは1社につき1つのメールアドレスが取得できることもあれば、10以上のメールアドレスが取得できることもあります。(なかには1つも取得できないこともあります。)
その場合、1社につき1アドレスを選んで送るのか、複数アドレスを選んで送るのか、2つのパターンがあります。
正解があるわけではありませんが、以下のような場合分けができると考えております。
コールドメールの目的や提案する商材によっても変わるかと思いますので、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
では実際にメールアドレスの精査を行い、どのメールアドレスにメールを送るか決める工程についてご説明します。
どのようなメールアドレスを選ぶとアポにつながる確率が上がるのでしょうか?
提案したい商材の特性により、特定の部署や役職の担当者にアプローチしたいことがよくあるのではないかと思います。
その場合、以下の2つの方法が考えられます。
①個人のメールアドレスを調べて送る
Benri.aiで取得したメールアドレスは、そのアドレスがどのWebページに掲載されているか、ソースがわかります。そのため、個人のメールアドレスに対してはそのソースを確認頂き、部署や役職、氏名を確認頂くという方法です。
この方法のメリットは、決裁者や送りたいターゲットにピンポイントでアプローチできることにあります。一方デメリットとしては、一つ一つソースを確認する手間がかかる点です。
(残念ながら現在のBenri.aiでは部署や役職、氏名を自動で取得することはできません。)
この方法で行う場合には、ソースから取得できた役職、氏名などをリードリストに追加することをおすすめします。これにより、実際にメールを送る際に「XXX事業部 XXX様」のように送ることができるため、よりアポ獲得の可能性が高まるためです。
②ターゲットが見るであろう汎用的なメールアドレスに送る
ターゲットがある部署である場合、その部署で使われているだろう汎用的なメールアドレスを取得できる場合があります。
主な汎用メールアドレスを以下に整理しましたのでご活用ください。
| カテゴリ名 | ターゲット | メールアドレス |
|---|---|---|
| 一般 | 不特定 | info@, contact@ |
| 営業 | 営業部 | sales@, eigyo@ |
| 管理 | 管理部 | kanri@, somu@, office@ |
| 人事 | 人事部 | recruit@, saiyo@, hr@, jinji@ |
| マーケティング | マーケティング部 | marketing@, mkt@ |
| 広報 | 広報 | pr@, seminar@, press@ |
| プライバシー | 情報システム | privacy@. security@, webmaster@ |
| CS | カスタマーサポート | support@, customer@ |
Benriaiを利用するとメールアドレスのリストがCSVでダウンロードできます。
個人アドレスは個人と表示され、汎用アドレスも上記の通り、いくつかのカテゴリが記載されます。
そのためデータをソートすることができ、より効率的にメールアドレスを選択することが可能です。
メールアドレスを選ぶ際、もう一つ注意点があります。
CSVでダウンロードした際、C列に注意という欄があるのが分かるかと思います。これは会社のドメインと異なるメールアドレスが取得できた場合、ここに注意と記載されます。

なぜこのようなことが起きるかというと、会社のドメインページに掲載されているメールアドレスは取得しているためです。
この「注意」と記載があるメールアドレスを選ぶ際は、想定していなかった相手に送ってしまう可能性がありますので、お気をつけください。もし不要であればエクセルのフィルター機能を使って除外することをおすすめします。
いかがでしたか?
もしメールアドレスの選び方に悩まれたり、ご不明点がある企業様はお気軽にご連絡下さい。