開封率の高い件名の作り方

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コールドメールマーケティングにおいて、まずはメールを開封してもらえない限りアポにはつながりません。逆に、開封率が高ければ高いほど、アポ獲得の確率も上がります。本記事では、開封率を高めるための重要なポイントと具体的な戦略について解説します。

 

目次

 

なぜ件名にこだわるべきか

コールドメールは見てもらわなければ意味がありません。たとえば、開封率が20%の場合、100件のリードに送っても20人しかメールを見ません。一方で、開封率が70%なら70人がメールをチェックします。開封率が高ければそれだけ多くの潜在顧客とコミュニケーションを取ることができ、アポイントメントに繋がる可能性も高くなります。

 

件名を考える時のポイント

  • 短くする: 長すぎる件名は避け、パッと見で内容が理解できるようにします。
  • メルマガ感を避ける: 広告感の強い件名はメルマガに埋もれてしまいます。
  • カスタマイズする: 受信者が自社に向けたメールだと感じられるよう、カスタマイズすることが重要です。たとえば、「【求人名】人材のご紹介」や「【業界名】向け営業支援ツールのご提案」など、具体的で関連性のある件名が有効です。これにより、開封率が10~20%アップした例もあります。

 

開封率のKPI?

Benri.aiを使って送信した実際のメールの開封率が気になりませんか?

これまで行ったコールドメールマーケティングの開封率は、実は15%~75%まで幅があります。もちろん商材・サービスの内容やメールの目的によって変わるものの、高い開封率は決して不可能ではありません。

Benri.aiでは適切なKPIとしては、30~50%の開封率を目指すことをおすすめしております。

 

どうすれば開封率が上がるのか?

ABテストを実施する

効果的な件名を見つけるためには、ABテストを行うことが必須です。なぜなら最初に考えた「これが良さそう!」という件名でも、実際に送信してみると開封率が低いこともあるからです。

ABテストを行うにはまず、3~5つの異なるタイプの件名を用意します。そして、それぞれに対して50通前後のメールを送ることで、開封率が高い件名を見つけ出します。開封率が高かった件名を引き続き使用するか、改善の余地があれば別の件名で再度テストを行います。

こうした地道なトライアンドエラーで少しずつ開封率を上げていきましょう。

 

件名をカスタマイズする

メールの件名をカスタマイズする際には、カスタマイズをする内容を決めることが最も難しく最も重要です。

件名のカスタマイズは、短い内容を選びつつ、個別にカスタマイズされたメールだと認識してもらうことが重要です。

以下にまとめた実際の件名とその開封率も参考にしてみて下さい。

 

 

実際に使用した件名と開封率を大公開!

これまで使用した件名のいくつかを、開封率の高かった順にまとめました。

開封率は件名だけではなく、送るターゲットにも大きく依存します。あくまで参考にして頂けますと幸いです。

(【】内はカスタマイズした内容を記載。)

 

件名開封率ターゲット
補助金の件75.6%スタートアップ企業
【想定顧客】の商談獲得につきまして75.3%Benri.aiの見込顧客
【募集求人名】人材のご提案63.5%求人募集を行う企業
即戦力エンジニアを明日からご紹介可能です58.3%求人募集を行う企業
中小企業認定支援機関より/省力化投資補助金の件34.3%補助金対象のメーカー企業
省力化投資補助金による【プロダクト名】の販路拡大につきまして33.3%補助金対象のメーカー企業
管理部門特化『ChatGPT』を活用した劇的な業務効率化についてのご案内25.0%地方の中小企業

 

これから分かることをまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

  • 件名はできるだけ短い方が良い
  • カスタマイズすると開封率が上がる(可能性が高い)
  • 権威性を持たせるのも○

 

いかがでしたでしょうか?

件名を考える際、情報量を多くしたいために件名が長くなってしまったり、ついついメルマガのような件名を考えてしまいがちです。ぜひ意識して見てください。

 

開封率の高い件名の作り方について、気になることやご相談があればお気軽にご連絡下さい。