アポにつながるメール文面の作り方(メールの内容編)

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魅力的なメールの文面はターゲットの興味を惹き、結果アポにつながります。

この記事では、魅力的なメールはどのようにして作れば良いのかに加え、アポ獲得率を上げるメール文面の書き方について詳しく説明します。

 

 

自社目線のメール文面だとアポにはつながりにくい

多くの企業が陥りがちなのが、自社のサービスや製品の特徴ばかりを語るメールを送ることです。しかし、これでは受け取った側の関心を引くことは難しく、高い確率で無視されがちです。なぜなら、受け取る側は「このサービスがどう自分の利益になるのか」、すなわちベネフィットを最も重要視しているからです。

 

ベネフィットの作り方

ターゲット企業が感じるベネフィットをきちんと設定し、わかりやすく伝えることは実はとても難しいことです。

ではベネフィットはどのように言語化すれば良いのでしょうか?

 

  1. ターゲット企業が抱える問題を理解する: まずは、相手企業が直面している課題を明確に把握しましょう。最も良いのは実際に顧客から話を聞くことです。一度立ち止まって、再度考えられることをおすすめします。
  2. 解決策を考える: 把握した課題をどのように解決できるか、具体的な方法を検討します。提供するサービスや製品が、直面する課題をどのように解決することができるのか考えましょう。
  3. 具体的なベネフィットを提示: ここまできたら具体的なベネフィットを考えるステップです。「従来の手法に比べてコストを50%削減」や「月に3件の新規顧客獲得が見込める」といった具体的な数値を提示することで、相手にとっての明確な利益を言語化できると良いと考えます。

 

ベネフィットを効果的に伝えるテクニック

ベネフィットを伝える際も、文脈が必要です。メールの文面を構成するためのポイントは以下の通りです。

  • 問題提起と共感の形成: 相手の課題を正確に理解していることを伝え、共感を呼びます。話題の入口として、メール文面の冒頭に挿入するのも一つの方法です。
  • 解決策の独自性と効果の説明: 競合との差別化を明確にし、なぜ自社が最適な解決策を提供できるのかを説明します。

 

CTAとオファーの内容を明確にする

CTA(Call to Action)は、相手に何をして欲しいのかを明確に指示するものです。コールドメールにおけるCTAを何とするのか検討することも重要なポイントです。商談を予約して頂くケースが最も多いと思いますが、資料ダウンロードなどのもう少しハードルの低いアクションを設定するのも良いかもしれません。

 

その際にもう一つ大事になるのはオファー、そのアクションをとるための動機づけとなる要素です。例えば以下のようなものが上げられます。

  • 割引・無料
  • 特典(プレゼント等)
  • 期間限定・数量限定
  • リスク低減

 

アポ獲得率の高いメール例

上記を踏まえたいくつかのメール文面を紹介します。

 

===パターン①Benri.aiの営業メール===

件名:{{想定顧客}}の商談獲得につきまして

 

{{会社名}} {{名前}}様

 

お世話になっております。Benri.aiのXXです。

{{想定顧客の理由}}、{{想定顧客}}をターゲットに営業活動を行われているのではないかと考えました。

(↑カスタマイズ)


もしそのようであれば、見込み顧客とのアポ取得のご支援ができるのではないかと思い、ご連絡させて頂きました。

私たちは日本では新しいアポ獲得手法である『コールドメール』という手法を用いて、企業様のアポ取得を支援させて頂いております。
現在ご利用頂いている企業様の例ですが、フォーム営業でのアポ獲得率は0.3%だったものの、Benri.aiで3.4%まで向上することができました。

(↑解決策の提案・なぜこの解決策を自社が提供できるのか(他社との差別化ポイント))

 

よろしければ以下からBenri.aiのサービス資料をご覧頂けます。
▼Benri.aiサービス資料URL

https://drive.google.com/xxx

 

もしご興味を持って頂けましたら、ぜひ以下から30分のお打ち合わせをご予約頂けないでしょうか?
▼お打ち合わせ予約URL (Google Meet / 30分)

https://app.xxx

 

現在20社限定でテストユーザー企業様を募集しております。
ぜひ特別価格にてご利用頂けたらと考えております。

(↑オファーの提示・クロージング)

 

ご検討のほど、どうぞよろしくお願い致します。

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===パターン②===

代表者様

営業/マーケティングご担当者様

 

突然のご連絡失礼します。

東証上場企業XXXグループのXXX株式会社にて、代表取締役を務めておりますXXと申します。

 

唐突なご質問で恐縮ですが、貴社サービスにおける営業や集客は充分でしょうか?

(↑問題提起・読み手との共感)

弊社には無料からご利用頂ける営業支援サービスがございまして、貴社のお役に立てる自信がありご連絡させて頂きました。

 

XXXグループは現在10社の上場企業を含む100社以上で構成されており、

売上2,400億円/営業利益420億円で14期連続増収増益を達成しておりまして、本ご挨拶が有益なご縁のきっかけであると感じて頂けましたら幸いです。

(↑解決策の提案・なぜこの解決策を自社が提供できるのか(他社との差別化ポイント))

 

オンラインにて15分ほどのお打ち合わせの機会を頂けましたら、無料で貴社対象のお客様を5~10社ほどご紹介可能だと考えておりますので

(↑ベネフィットの訴求)

まずは弊社責任者よりZoomでご挨拶のお時間を頂けませんでしょうか?

 

▼日程調整はこちら(Zoom15分URL自動発行)

XXX

 

また今回ご挨拶のお時間を頂けましたら、宜しければ感謝の表しとして、Googleマップでの貴社の高レビューや高評価口コミの投稿、もしくは5,000名近いフォロワーがおりますTwitterにてサービスの拡散を無料にて行わせて頂きます。

(お礼が不要な場合は投稿等は控えさせて頂きます)

(↑オファーの提示・クロージング)

 

何かご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご質問ください。

日程調整頂けることを心よりお待ちしております。

 

XXX株式会社

代表取締役 XXX

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最後に確認すべきこと

メール文面を作成したら、最後にもう一度以下について確認して頂けると良いかと思います。

 

  • 自社の特徴ばかり強調していないか:メールは相手の利益を最前面に押し出せていますか?
  • ベネフィットは明確か:相手にとっての明確な利点が簡潔に伝わっているか確認しましょう。
  • CTAは明確か:相手がどう行動すれば良いかの指示はわかりやすいですか?
  • オファーは設定できているか:相手が今すぐアクションを取るべき理由は盛り込まれていますか?
  • 文面は簡潔か:長すぎるメールは読まれにくいので、要点を絞ってできるだけ簡潔にまとめましょう。

 

いかがでしたか?

セールスメールは奥が深く、アポ獲得率を高める魅力的な文章を作成するにはコツが必要です。

より良い文面にするためにお手伝いできることがございましたら、お気軽にお申し付けください。