Benri.aiとはターゲット企業のメールアドレスを取得し、各ターゲットにカスタマイズしたメールを送ることでアポ獲得につなげるコールドメールマーケティングを行うためのプラットフォームです。
このページはBenri.ai の使い方について、全体の流れと機能の概要を理解していただくためのものです。
手順や操作に困った際は、このページを参照ください。
それではまずBenri.aiの使い方について全体の流れをご説明したいと思います。
コールドメールを行うためのステップは以下の通り全部で5つあります。
5ステップと聞いて多いと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、非常にシンプルな工程もございますのでご安心下さい。
次にそれぞれの機能について、手順を追って詳しくご説明したいと思います。
プラットフォームのメニューバーに表示されている「企業リストを作る」をクリックして下さい。
Benri.aiでは以下のフィルターを活用し、ターゲット企業のリストを作成することが可能です。
フィルターの詳細はこちらをご覧ください。
加えて、フリーワードで自由に検索して頂くことも可能です。
右上のボックスにキーワードを記入下さい。
また、すでにターゲット企業のリストを持っているものの、企業名や企業のWebサイトのURL情報しかなく、メールアドレスの他電話番号やSNS情報を取得したいというケースがあるかもしれません。
その場合、左上のボックスに企業名や企業のWebサイトのURLを入れて頂くことで、様々な情報が取得できる可能性があります(Benri.aiのデータベース内に取得されている情報に限ります)。
複数の企業を一括で検索ができますので、効率的にデータの取得が可能です。
下にある〇社のリストをダウンロードのボタンを押すとCSVで選択した企業の情報が取得できます。また〇社のメールアドレスをダウンロードを押すと、選択した企業のメールアドレスを取得することも可能です。
ダウンロードされるCSVは以下の通りです。
プラットフォームのメニューバーに表示されている「メールアドレスを探す」をクリックして下さい。
左側に「一社で探す」と「一括で探す」というメニューが表示されます。
ボックスにメールアドレスを探したい企業の法人番号、企業サイトのURL、企業名のいずれかをBenri.aiに入力してください。
企業名で検索することも可能ですが、同じ名前の社名が多く存在する場合もありますので、法人番号か企業サイトのURLで検索することをおすすめします。
一社ずつ検索することは可能ですが、一括で検索する機能を使って頂いた方がより効率的にメールアドレスを取得することが可能です。
まず①URL・企業名・企業番号を改行して入力してください のボックスに企業の法人番号、企業サイトのURL、企業名を複数入力して下さい。100社以上でも構いませんが、検索の時間を短縮するためにも法人番号か企業サイトのURLで検索して頂けると良いです。
次に任意ではありますが②取得するメールアドレスを選択してくださいから優先したいメールアドレスを選択して下さい。
これを行うことにより、3. 取得したアドレスに対し、どのアドレスにメールを送るのか精査の工程がとても楽になりますので、利用をおすすめします。
Benri.aiでは、Web上で公開されているターゲット企業のメールアドレスは全て取得することが可能です。ただし全て取得してしまうとどのメールアドレスに送るのか選択するのに手間がかかってしまいます。
そこでまず、どういったメールアドレスに送りたいのか(汎用的なアドレスか個人のアドレスか等)を検討頂きます。Benri.aiではメールアドレスをいくつかのカテゴリで自動で判別していますので、そちらも戦略的にご利用下さい。
より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧下さい。
優先順位が決まりましたら、クリック&ドラッグで自由に優先順位を変更してください。また右側の目のアイコンを押すと非表示となり、CSVに出力しないことが可能です。
検索ボタンを押すと検索が開始されます。
検索完了までの目安の時間や、取得できた企業を確認することが可能です。
検索が完了しましたらCSVダウンロードのボタンが表示されますので、こちらをクリックしてCSVをダウンロードして下さい。
この工程はBenri.ai上で行うのではなく、ダウンロードしたCSVを活用頂きます。
2. ターゲット企業で使われているメールアドレスの取得の工程で取得したCSVでは以下の情報が取得できます。それぞれの列について説明します。
コールドメールの効果を高めるためには、適切なメールアドレスへのアプローチができるかどうかが重要です。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
プラットフォームのメニューバーに表示されている「メールをカスタマイズする」をクリックして下さい。
調査タスクという画面が出てきますが、ここではアポ獲得率を上げるために必要なメール文面のカスタマイズ情報を取得するための機能です。
カスタマイズについて詳しくは以下の記事をご覧下さい。
まず右上の新規調査タスクのボタンをクリックします。
①ご希望の企業情報を選択してくださいで今回カスタマイズしたい項目を選択して下さい。デフォルトで作成することのできる項目(企業情報)は以下の通りです。
次に②調査する企業リストを入力してくださいでメールアドレス取得時と同様に、企業の法人番号、企業サイトのURL、企業名を複数入力して下さい。
今回の調査がどのような内容のものか分かりやすいよう、右上でタスクに名前を付けることも可能です。
調査タスクを試すのボタンをクリックすると、複数入力した企業のうち1社分の調査結果を表示することができます。
問題ないことを確かめた上で調査タスクを開始のボタンをクリックして下さい。
調査タスクのページに戻るとステータスが確認できます。ブラウザを閉じて頂いても調査は引き続き実行されますのでご安心下さい。
タスクが完了しましたらCSVファイルがダウンロードできます。
より高度なカスタマイズを行いたい場合、生成AIを用いて必要な変数を作成し、その情報を取得することが可能です。例とともに使い方を説明します。
変数という画面が出てきますが、右上の新規変数をクリックしてください。プロンプトを入力する画面に変わります。次の手順で必要な情報を作成して下さい。
それでは実際にBenri.aiの例を見ていきましょう。
Benri.aiがアプローチしたいターゲット企業はアポ獲得になんらかの課題を抱えている企業です。そこで、メール文面の冒頭に以下のようなカスタマイズメッセージを入れています。
また件名も同様にカスタマイズをしています。
件名:${想定顧客}の商談獲得につきまして
お世話になっております。Benri.aiのXXです。
${想定顧客の理由}、${想定顧客}をターゲットに営業活動を行われているのではないかと考えました。
・・・
この通り、カスタマイズ情報は「想定顧客」と「想定顧客の理由」としています。
この2つのカスタマイズ情報を取得するには、変数を2つ作成する必要があります。
まず1つ目の変数作成のプロンプトは以下の通りです。
あなたは優秀な営業マンです。
営業メールを作成するための情報を収集しています。
クライアントの事業概要を参考にしつつ、条件に従い、クライアントの想定顧客(法人)を考えてほしいです。
#クライアント
${会社名}
#クライアントの事業概要
${概要}
#条件
・想定顧客はクライアントの事業概要からもっともらしいものを考えて下さい
・想定顧客は15文字以内で端的に示してください
・想定顧客は個人ではなく法人(BtoB)を想定してください
・想定顧客はそれだけでどのような企業群かある程度わかるような内容にして下さい
これにより「想定顧客」という変数が作成されます。
2つ目の変数作成は以下のプロンプトを利用しています。
あなたは優秀な営業マンです。
営業メールを作成するための情報を収集しています。
以下の通り、クライアントの事業概要から想定顧客を考えました。
条件に従い、クライアントの想定顧客の理由を考えてほしいです。
#クライアント
${会社名}
#クライアントの事業概要
${概要}
#クライアントの想定顧客
${想定顧客}
#条件
・想定顧客の理由とは、事業概要からなぜその想定顧客を設定したかの理由です
・想定顧客の理由は40文字前後で具体的な内容としてください
・冒頭は貴社が~、もしくは貴社の~とし、語尾は~であることから、もしくは~であるため、としてください
これにより「想定顧客の理由」という変数が作成されます。
この作業を手作業で行おうとすると膨大な時間コストがかかりますが、高度なモードをご利用頂くと、チェックするだけで済むのでコストが大幅に削減できます。追加の費用はかかりますが、価値のある機能だと思っていますので、ぜひご利用下さい。
プラットフォームのメニューバーに表示されている「メールを配信する」をクリックして下さい。
ここでは以下の4つの機能がございます。
右上の「新規キャンペーン」をクリックすると①文章のページになります。ここでは、初回のメールからステップメールまで文章を設定頂きます。
メールの件名や文面をカスタマイズしたい場合、変数を追加から必要なカスタマイズ情報を挿入して下さい。(変数の設定は後ほど説明します。)
前のメールから何日後に次のステップメールが送られるかを設定することも可能です。返信があった場合は自動で次のメールはキャンセルされます。
次に②対象に移ります。ここではコールドメールを送りたい対象となるリードを設定します。
左上の「リードを追加」を押すと、追加方法がポップアップで表示されます。最もよく使われるのは「CSVをアップロード」になるかと思いますので、そのやり方を説明します。
下記のように整理したアプローチリストのファイルを、選択もしくはドラッグでCSVファイルをアップロードします。
そこからファイルの各列が該当する変数を選びます。デフォルトで設定できる変数は以下の通りです。
上記に加え、「新規変数を追加する」を押すと、新たに必要な変数を自由に作成し設定することが可能です。
新たに追加したリードに対し変数を設定できたら次に移行します。
③設定では、どのアカウントからいつメールを送信するのか設定することが可能です。
④レビューでは、設定したメールを一つずつチェックすることが可能です。
うまく変数が挿入されているか、ステップメールがきちんと設定できているか等、確認して下さい。右上から各ステップメール毎にソートすることも可能です。
⑤送信確認に移ると最終確認をします。
どのメールアカウントからメールを何通送るのか確認して問題がなければ実行ボタンを押して下さい。キャンペーンがスタートします。
一度キャンペーンが実行されると⑤送信確認は⑤分析に変更されます。
ここでは各ステップメールの送信数や開封率を見ることが可能です。